冷蔵庫を新調した。「手放す」ことが難しい自分に気付いて、いろいろぐるぐる考えた。

モノに対する思い入れが、
私は強い方なんじゃないかと思う。

普段は別に全く使わないものでも、

例えば、
可愛いウサギさんのイラストとか
そういうのがデザインされていたりすると、
私は「このウサギさんも捨てるのか…」と
なんだか命を粗末にしてしまうような、
そんな感覚にとらわれてしまう。

捨てられず。
モノが溜まっていく…。

実家も、
とにかくモノが多い。

「もったいないから」
「まだ使えるから」

そんな理由で、捨てられず。
かと言って、使うわけでもなく。

押入れの何割がモノを保管するだけの
場所になってるんだろう?と思う。

少なくとも、私は今、賃貸暮らしで、
毎月毎月少なくない家賃が発生している。
保管をするためにお金を払ってるつもりはない。

けれど、
今のこの部屋にも、冒頭のように
「捨ててしまうのがいたたまれない」
と思って捨てられないけれど、
使っていないものが多くあって、
それは親と同じことをしている。
実際に、家賃の何割かは
保管代になってしまっていると思う。

まあでも、その部分については、
今年中になんとか掃除をして、
苦しいけど、断捨離もして、
使うものを置く部屋にしたいなと思う。

で、問題なのは、冷蔵庫。

使わないものですら保管しているのに、
冷蔵庫なんか、
毎日大変お世話になっているのに、
まだ現役で問題なく使えるのに、

「大きい容量のものがいい」
「冷凍庫が大きいものがいい」
「コストコで冷凍食品たくさん買いたい」
「冷蔵庫を理由に買うのを諦めたくない」

とかなんとかかんとか……

私の欲求を押し通した結果、
137Lの一人暮らし用冷蔵庫を手放して、
415Lの冷蔵庫を買った。

実際、
手放すシーンは、
かなりあっけない。

配送業者の方が来て、
電源を抜いて、
毛布に乗せて、
そのままエレベーターを降りていった。

あっけないけど、
やっぱりいたたまれない。

回収される前に、
写真だけ撮っておこうと思って、
ありがとうございました、
そう言いながら、撮った。

正直、新しい冷蔵庫を
ものすごく歓迎してるけれど、
実際に搬入されて4日経って、
大きいものにして良かったと
思ってしまっているけれど、

なんだか、やっぱり、
心のどこかで、
私の欲求で、言わばわがままで、
まだ全然使えるのに、
壊れるまで使い切れなくて、
ごめんね、ごめんね…って思ってしまう。

もっと、鈍感に、というか、
こんな思い入れがなければ、とか、
命あるもののように思わなければ、とか、
無関心になれればいいのだけど、

私はどうやらそうじゃないらしい。

でも、その気持ちよりも、
大きいものに変えたいという気持ちが
勝ったからこそ行動しているわけで、
そんな風に思うことこそ、
都合いいだけなのかもしれないと思う。

頭がぐるぐる。
……ぐるぐるする。

冷蔵庫の話をしてたのになあ。

なんだろう、
そう思うと、
モノだけじゃなくて、
あらゆることについて、
手放すことが苦手なのかもしれない、
そんな風に思ってしまった。

“いいとこ取りしたい、
でも、悪い面は見たくない”

少なくとも、
自覚ある出来事として、
大学時代にお付き合いしていた先輩に対して
自分から別れを切り出したくせして、
その後2年半くらい未練が断ち切れずに、
ずっと執着していたことを考えると、

私にはまだまだ
「離したくない!」と執着している、
しがみついている何かが、ある気がする。

手放すことを
ずっと恐れている。
それがなくなった世界は
どうなってしまうの、って。

自由になりたいと言いながら、
ガッチリ何かを抱えてる。
そんな気がする。

でも、
その一方で、

もう、それも
もういいんじゃないの。
充分しがみついてきたんじゃないの。
そろそろ手放してもいいんじゃないの。

ちょっとだけど、
自分の中からそんな声がしてることに
気付いている自分もいる。

だって、
手放すことで、
新しいもの、新しいこと、
新しく出会う人、
いままでにない経験を
運んできてくれることを、

体感してしまった、
気付いてしまった、わけだから。

この、2017年のいままで、
人生史上、最も大きく変化してる。

去年の自分に今の自分の状況を説明しても、
「何言ってるの?信じられるわけない」
って即答されてる自信がある。

それくらいに、自分が色々と変わったし、
素晴らしい仲間に出会うことができた。

だから、
この流れに乗っていくために、
これからももっと素敵で、
素晴らしい毎日を送るために、

自分の、年末までのテーマは、
ずっとうまく行かなかった「片付け」。

それに伴って、
芋づる式にやっていきたい
「感情」の片付け。

……そんな気がしてます。

それを終えて、
すっきりした気持ちで2017年を締めくくり、
さらに自分になるための2018年を迎える。

冷蔵庫ひとつで、
ここまで考えてしまったけど、
どこから入っても、結局のところ、
今の自分にはここにたどり着く気がする。

うん。
なんか、そんな感じ。

うん。