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ドッジボールが嫌いな気持ちを思い出したら、部活に対してザワザワするのと感覚が似てると気づいた。[自転車を漕ぎながらふと思い出が浮かぶシリーズvol.2]

約 5 分
ドッジボールが嫌いな気持ちを思い出したら、部活に対してザワザワするのと感覚が似てると気づいた。[自転車を漕ぎながらふと思い出が浮かぶシリーズvol.2]
たまたま小学校の近くを自転車で通り過ぎる時があって、
何気なく校庭を眺めていたら、小学生達がドッジボールをしていました。

そうだ、私は。
ドッジボール嫌いだった。

ふとそんなことを思い出しました。



当時、私は何を思っていたんだろう。



小学校の遊びと言えば、ドッジボール。
何であんなにポピュラーなんでしょうか。
中学高校の球技大会も、結局ドッジボール。
大学生になるまで、縁を切りたくても切れなかったドッジボール。

「ドッジボールやります」

そう言われた途端に、テンションただ下がり。
戦意なんてこれっぽっちもなくて。
ボールも受けたくないし、投げたくもない。
最初から外野だと、なんだか生還できてしまうので、
早めに当たって外野に行って、ぼーっとしていたい。

毎度毎度、そんなことを考えていました。
ドッジボールの時は常に心がザワザワしていました。

とにかく、この時間が、
早く、早く終わりますように。

終わった瞬間に心の平穏が取り戻される。
そして、毎回、
「ドッジボールなんてなければいいのに」
そう思って、嫌な気持ちは消えることがなかった。


大学時代の部活でも、心がザワザワしていた。



たまたま自転車で通り過ぎた時に、
ドッジボールに対してザワザワする自分と、
大学時代の部活に対してザワザワする自分が、
大分近いのかもしれないと、そんな考えがふと頭に浮かびました。

大学時代は、
「大学生でしか出来ないことをしたい」と思って、
「少人数で、関係を密にできる部活がいい」と思って、
私は「空を飛ぶ部活」に入部していました。

大学生になってから始めるスカイスポーツ。
確かにスタートラインとしては皆同じだったけれど、
私はどうにも「怖さ」が先行していたし、
心からワクワクできる「楽しさ」を感じられなかった。

そして、部活を運営するにあたって、
私は、まわりの「空を飛ぶのが好きだ」という熱意に対して
自分には「それが全くない」ことに気付いていたし、
まわりのメンバーは私よりも「デキる人間」だと思うようになっていきました。

人間的には素敵な人達ばかり。
でも、自分は、空を飛ぶのが怖くて、
好きになろうとしてもできない。
しかも、私は仕事がデキない。
肩身が狭い。居場所がない。

そんな事を思いながら、活動していた気がする。
唯一、私に任せられた「会計」の仕事は、
自分にとって問題なくこなせていたから、
本当にそれに縋りつくかのように、
空も飛ばずに、ただひたすら会計をしていました。
私には「それしかない」と思っていた。

この2つの共通点って…?



ふと、浮かんだのは、
「出来ない自分を目の当たりにしなければならない」
そんな言葉でした。

いつからか私の心の中には
「なんでもちゃんと出来ないとダメ」
という思い込みが住み着いていて、
きっと、
ドッジボールも、
大学の部活も、
ちゃんと出来ていないとダメだと思っていたのだと思います。

でも、
ドッジボールは、
ボールを投げるのが苦手だったし、
ボールを受けるのも嫌だった。
誰かに当てられる、というのは、
自分がボールを受け止めきれていない、
つまり、ちゃんと出来ていないと決定づける出来事なわけで、
そういう場面に遭遇することが耐えられなかった。

部活も、
そもそもの恐怖感が大分強くて、
好きだという感情を持てなかった。
まわりのメンバーは、
単独飛行に出たり、ライセンスを取ったり、
同期と飛び方について楽しそうに話をしているけど、
私は、そのどれもできていない。
努力しても、いつ到達できるかもわからない。
きっと、皆に「デキないヤツ」だと思われているんだろう。
同期の子は先輩とも凄く打ち解けているけれど、
私は、なんだか会話もぎこちないし冷たくされている気がする。

ドッジボールも、
部活も、
大分、苦しかった。

心が平穏でいられなくて、
どこか変に気を張っていないと崩れていきそうで。

「ダメじゃない」と思うために、
ドッジボールだったら、
最初から戦意ゼロでやる気もゼロを表明してた。
部活だったら、
まともにできる会計にだけすがりついて、
会計さえちゃんとやっていれば大丈夫大丈夫って、
他の部分を見えなくさせてた。

でも、今なら少しは違うように感じられるかもしれない。



できなくたって、私は私。

ドッジボールは苦手でも、
パネルでポン(パズルゲーム)なら得意だって言える。
部活で飛ばなくたって、
部活のホームページを運営するのは得意だって言える。

全部出来たら、逆に怖すぎる。
できなくたっても、大丈夫。
私の価値は変わらない。

デキる人間でいなければ存在してはダメだ、
なんてことはない。
私は私でできることがある。
ただ、ドッジボールも部活も私は得意でなかっただけ。

そんな風に思えるようになってきました。
心の勉強をしたおかげだと思っています。


明日、数年ぶりに大学の部活の活動拠点へ行ってきます。



やっぱり、どうしても、ザワザワするとは思う。
これを書いていても少し感じるくらいだから。

だけど、だからと言って避けたくない。
ちゃんと、ザワザワに向き合って、それを感じ切りたい。
苦しかった、当時の自分に「お疲れ様」と言いたい。

真正面から向き合うことで、
今までとは違う境地になれる気がしています。

勇気を出して。
一歩を踏み出そうと思います。

About The Author

totea
平成生まれ。事務職の傍、やっぱりデザインのことをやりたい!と思って、現在デジハリオンラインスクールでPhotoshopとIllustratorを地道に勉強中。小さい頃からフォントやロゴに興味があって、ZIPファイルの解凍の方法がわからないのにフリーフォントをたくさんダウンロードしたり、漢字ノートの余白に自分の好きな音楽のタイトルを好きなようにデザインして書いたりしていた人。シンプル・統一感が好きで、暇があれば無印良品へ行く結構な重度なムジラーです。

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