ロッキンカルテット vol.2 山田将司(THE BACK HORN) & NAOTO QUARTET in ブルーノート名古屋 初日1stステージへ行ってきました(セットリストあり)。

これはブログを書かざるを得ない。

結論と感想、先に言います。
「とにかくめちゃくちゃよかった」「音源化を切実に希望している」です。

普段レポート的なものは一切書いていませんが、今回ばかりは突き動かされるような衝動をもって書こうとしています。(WordPressの投稿画面じゃ全然書けない!とか言っていたのがまるで嘘のようです。)
本当に良いものは誰かに言いたくなるものなんだなぁと思いました。ということで早速レポートに入りたいと思います。

何気なくYahoo!メールを確認していた彼がこのLIVEを教えてくれた。

きっかけはこの通りで、春頃に彼が「なんかこういうのあるみたいなんだけど」と教えてくれたのがきっかけ。
そもそもTHE BACK HORNがむちゃくちゃ好きなのは彼であって、私はそれに影響されて聴くようになって、今年発売されたミニアルバム「情景泥棒」にハマりました。
「情景泥棒ツアー」のワンマンライブを見るために、伊豆の温泉宿をチェックアウトしてそのまま大阪のZepp Osaka Baysaideへ向かうという大移動もして…とかなり彼に影響されています。

今回は普通のツアーではなく、NAOTOさんというヴァイオリニストさんが率いるNAOTOカルテットとTHE BACK HORNのボーカル山田将司さんとのコラボのLIVE。小学生の頃、御多分に洩れず浜崎あゆみさんのファンだった私は、彼女のオーケストラver.の楽曲もよく聴いていたので、ストリングスアレンジはとても聴いてみたいと思ったのでした。

いざ、会場へ。

コンビニで発券したチケット、とにかくこれだけは忘れないようにと思って、家を出る前と地下鉄に乗る前に指差し確認をしてから会場である名古屋・栄のブルーノート名古屋へ向かいました。

18:00すぎに到着。人生で初めて来たので、やっぱり緊張します。緊張している自分に気づいて「そりゃ緊張するよね!あとドレスコードとかあったらどうしよう、普通に私服で来たし、なんならTHE BACK HORNのTシャツ着てきたけどいいよね!」と自分に言い聞かせました。

入り口には、今日の公演情報とポスターの掲示。お二方のサインもしてありました。

扉を開けて入ると、地下へ続く階段が目に入ります。スタッフの方が待機していてびっくりして思わず「コンニチワ(片言に近かったと思う)」と言うと「予約されている方は下へどうぞ」と返してもらえたので、こんな地下なのか…と階段をずっと降りていきました。

受付と会場の様子

階段を降りると、受付があり、ここで彼と私の2人分のチケットを渡します。会計のことがあるのでここで入場者と会計用の番号と紐付けするようで、「XX番でお呼びしますので少しお待ちください」と言われました。

 

入口前には、今日の公演のポスターと今日のアーティストカクテルと書かれた見本が置いてありました。「KYO-MEI」(テキーラ・グランマルニエ・オレンジジュース・シナモンシロップ・赤ワイン・ジンジャエール,1,000円)とのこと。ここにも惜しげもなくサイン。


 

写真を撮っていると「XX番のお客様〜」と呼ばれて入場します。

入ってみると開演近いからか、もうすでに席が結構埋まっていました。ステージとの距離は6~7mくらいでしょうか。もともと大きな会場ではなく、席自体も近い方ではなかったですが個人的には近く感じました。
スタッフの方から「注文はどうされますか?」と聞かれ、後からにしてもらいました。お手洗いは開演10分前(5分前だったような…すみません、あやふやです)になると使用できなくなるとのことで「お早めにお済ませください」とスタッフさんから教えてもらいました。

 

別のスタッフの方に声をかけて、先ほど見た「KYO-MEI」カクテルを注文。

 

彼と乾杯。私はノンアルコール(左)で、彼はアルコール入り(右)です。グラスが違うんですよね。

 

開演まで店内の写真を撮ったり、周りをぐるぐる見渡したりしながら待ちます。入り口すぐのところに、THE BACK HORN・NAOTOさんのグッズ販売も行われていました。

開演!

(※記憶を頼りに書いているのでMCの内容が実際に話されたタイミングと違うかもしれません。ご容赦ください。)

照明が暗くなり、先にNAOTOカルテットのみなさんが登壇。その後山田将司さんもステージへ。1曲目「冬のミルク」に入ります。

公演が終了していないのでセットリストの掲載は控えますが、最初から「おおお!」となる展開。
1曲目が終わるとそのまま2曲目「生命線」へ。2曲目は彼が一番好きだという曲で、「は!これは!」と思いながら聴いていました。この2曲目の間奏、NAOTOさんが追加されたヴァイオリンのメロディーがあって、個人的にとても感動してしまいました。今からでも、何回でも聴きたいくらい。

NAOTOさんがインタビューで「来てくれるお客さんはバックホーンの曲が好きで来てくれているわけだから、その人たちの、全員とは言わないけれど、ある程度の人が、『あっ、こういうのもアリだね』『楽しかったね』って思って貰えないと僕はアウトだから」(NAOTOさんご本人のコメントを書き起こし)とおっしゃっていましたが、個人的にはとても忠実に、でもストリングスの良いところがとても引き立っているように感じましたし、新しく追加されたもののとても美しいなあと感じました。ロックである楽曲がこうやって再現されるんだと感心しながらも、無心になって歌声と演奏を聞き入りました。

2曲目が終わると、山田さんが「ロッキンカルテットvol.2へようこそ」と挨拶。
「楽しんでいってください」という内容のことを話されて、またすぐ3、4、5曲目(ひとり言・罠・コバルトブルー)と続きました。なんというか、山田さんが対談で「大丈夫かな…ってくらいの幅を出しちゃいましたけど」と話されていましたが、「えーこの曲をストリングスで…」と思うような曲が続きました。
でも、ちゃんと形になっているし、勢いとか力強さというものも感じられたのでNAOTOさんのアレンジ力が素晴らしいんだろうなと思います。

凄い勢いだなあ、と思っていると、ここでMCが入りました。
NAOTOさんの「楽しんでいらっしゃいますか?」に会場は拍手で返します。山田さんはMC開始直後は汗だく。NAOTOさんにそれを指摘されて、最前列(列というか席?)の方に「唾とか大丈夫ですか?(汗)」と。カルテットの方々も「汗かいてるんですよ」と。がっつり弾かれてましたし、そりゃ汗もでますよね。

NAOTOさんから「愛知県から来ている方?」「ブルーノートは初めてな方?」と質問が入り、私はどちらも挙手。「とても良いところだからまたぜひ」と。緊張感はとてもあるようで、初日で初回の1stステージだし、やっぱりあるんだろうなあと思いながら、冒頭で多少会話が噛み合わない感じにNAOTOさんが「なにこの空気感(笑)」と言われるシーンもありました。

6曲目は今までの流れと少し違う曲で「空、星、海の夜」。照明もちゃんと曲に合わせて変えられているんだなあと思いながら、間奏中の山田さんの息遣いを見ていました。この曲が終わると、一旦山田さんはステージを降りて、NAOTOカルテットのみなさんの演奏。タイトルを忘れてしまったのですが、「Si-So♪Dance」という曲だそうで、アクティブな感じのするとても素敵な演奏でした。

曲が終わると、山田さんが再登場。
ここで、NAOTOさんが「前回もやっているので、そこは前例踏襲で」とカバー曲の話へ。「意外」でしたとNAOTOさんが話すときに、会うまではとにかく「山田さんが怖い」という印象だった、というエピソードをされていました。「同じ人間ですか?と聞きたくなるくらい」と思っていたそうですが、「会って、とっても良い方だってわかりました」と。歌詞とPVの印象に影響されて、想像と実際の山田さんの印象が乖離していたようです。

「カルテットで全員ストリングスってそうないんですよ」的な話があり、このタイミングでピアノを演奏される方が登壇しました。「ここ(ブルーノート名古屋)のピアノはファツィオリ(Fazioli)なんですよね、とっても良い音で僕はとても好きです」というピアノの話もしていました。私はヤマハとカワイくらいしかわからないな〜とか思いながら(苦笑)。

ということで、7曲はカバー曲の演奏、松任谷由実さんの「春よ、来い」でした。そのまま8曲目「あなたが待ってる」。9曲目「月光」の前に山田さんから、幼い頃の体験によって「歌を歌いたいと思うようになった」というエピソードが語られました。全力で歌っている姿を目に焼き付けます。そのまま10曲目「美しい名前」へ(最後の曲)。そのどれもとても美しい演奏で、山田さんの魂の歌声が続きました。

演奏が終わると、慣れていない感じで「ありがとうございました」と言って、皆さん退場。
こういう場でアンコールってあるのかしら?なんて思いながらも、会場の観客のみなさんが手拍子を続けるので、私も一緒に叩いていると比較的すぐにアンコールへ。

NAOTOさんの「楽しんでいただけましたか?」に会場は大きな拍手。1stステージが終わって、「次の2ndステージは曲がまた少し変わりますからね」とコメント。私は心の中で「まじかまじかー!」と思い、あと少ししか聴けないことを寂しく思いつつ、アンコールとして1曲「With You」演奏を聴き終えました。

最後に、お会計

カクテルを注文したので、伝票を持ってお会計を済ませます。スタッフの方から「精算済照明カード」を手渡されました。これをエレベーター前のスタッフの方へお渡します。地上へ出て、現実世界に戻りました。

 
人は感動すると語彙力が途端に貧弱になるんでしょうか。

感想として「むっちゃ良かった」「むちゃくちゃ良かった」しか言えませんでした。彼にも苦笑されました。

何というか、生でストリングスの音を聴く機会が私の人生でそうそうない中、とても豊かな時間だなあというのを感じていました。多少緊張はしていましたが、それでも落ち着いて聴けたというか、生演奏で、生声で、というのは本当に贅沢だなあと思いました。
山田さんの全身で歌う姿と、NAOTOさんをはじめとしたカルテットの皆さんの楽譜を見る真剣な眼差しと、「今、ここ」で演奏している、生きている姿が素晴らしいなと感じました。

3月の「情景泥棒ツアー」ワンマンライブで初めて「最前ブロックでもみくちゃ、汗だくになる」という体験をした私ですが、それはそれでとても楽しいものの、楽曲をしっかり聴くという意味では今回のライブはそれに最適でした。他のことを気にせずにただひたすらに音を聴くということに集中できる環境と状況が私にとってとても心地よかったんじゃないかなと1日経ってじわじわきています。

ロックのジャンルだからと言って、ロックに縛られる必要もないんだろうなあ。今回のようにストリングスアレンジという別の方法で演奏する、そんな自由さを求めるということもまた幅が広がって素敵なことのように思います。

まあなんというかとにかく最高でした。
「耳が幸せだなー」と久々に思いました。

まだ大阪公演・東京公演があるとのことで、この素敵なライブをたくさんの方が体感されることを嬉しく思います。湯水のようにお金が使える身であれば間違いなく全公演行ってるよねというレベルでした。

私からのお願いはただひたすら音源化してほしいな、に尽きます。生演奏、ということにこだわりを持ってももちろん良いと思うのですが、でも、この素晴らしい音楽を広く、たくさんの方へ、そして私もまた体感したいなあと思うと、やっぱり音源化してほしいなと思ってしまいます。

ここまできたからこそ、と思う。

昨年は彼と出会ってはいたし、ちょうど一年前の私は彼のことが好きだということも自覚していたけれど、まだお付き合いはしていなかったし、THE BACK HORNの楽曲も全然聴いたことがない状態でした。
心の学びを続けながら彼と一緒に過ごしていく中で、私もTHE BACK HORNの楽曲を聴くようになって、心のあり方も整ってきて……そういう経緯があったからこその今日の体験であって、この感想なんだろうなあと思います。

以前の私だったらここまで深く色々なものを感じられなかったかもしれないし、素晴らしさに気づけなかったかもしれない。でも今は気づけているし、感じられている。そのことをとても幸せに思います。
ライブが終わって、胸のあたりがずっと温かいというか、なにか静かに溢れているなあという感覚があってそれが今も緩やかに続いている感じです。

山田将司さん、NAOTOカルテットの皆さん、ブルーノート名古屋の皆さん、観客の皆さん、素敵な時間をありがとうございました。

セットリスト

1.冬のミルク
2.生命線
3.ひとり言
4.罠
5.コバルトブルー
6.空、星、海の夜
7.Si-So♪Dance
8.春よ、来い
9.あなたが待ってる
10.月光
11.美しい名前
EN
1.With You

公演情報

「ROCKIN’ QUARTET vol.2」開催直前!山田将司(THE BACK HORN)&NAOTOスペシャル対談!!より引用させていただています。)

ROCKIN’ QUARTET vol.2 山田将司(THE BACK HORN)& NAOTO QUARTET

■日程
・6/15(金)ビルボードライブ大坂
 1st. stage 開場17:30 / 開演18:30
 2nd. stage 開場20:30 / 開演21:30

・6/17(日)ビルボードライブ東京
 1st. stage 開場16:00 / 開演17:00
 2nd. stage 開場19:00 / 開演20:00

■出演者
山田将司(THE BACK HORN)
NAOTO QUARTET(1st Violin:NAOTO/2nd Violin:柳原有弥/Viola:松本有理/Cello:向井航/Piano:呉服隆一)

ROCKIN’ QUARTET (公式サイト)
ROCKIN’ QUARTET (Twitter)