Re:newing

手袋の片方を、なくした。悲しい気分になってもいい。

約 2 分
手袋の片方を、なくした。悲しい気分になってもいい。
昨日の帰り道になんとなく前兆があった。

「私、手袋なくしそう」

そうふと思ったときは
ちゃんとあることを確認した。

その後、電車の乗り換えをしたあと、
またふとそう思った。

ポケットに手を突っ込んで探してみたけど、
その時にはもう、片方がなかった。
駅の構内で、かばんもごそごそ探したけれど、
やっぱり、もう、なかった。


これは、前兆を捉えた出来事だったのか。
それとも、思考が現実になったのか。


今の私にはわからないけれど、
でも、
悲しい気持ちになった。
そういう気持ちを私は選択している。

なくなってしまうのなら、
いっそのこと、この手元にある、片方も
一緒のタイミングでなくなって欲しかった。

祖母が結婚して間もなく戦死した祖父のことを
ずっとずっと想い続けていたことを思い出した。

今は、きっと幸せだろうな。

About The Author

totea
平成生まれ。事務職の傍、やっぱりデザインのことをやりたい!と思って、現在デジハリオンラインスクールでPhotoshopとIllustratorを地道に勉強中。小さい頃からフォントやロゴに興味があって、ZIPファイルの解凍の方法がわからないのにフリーフォントをたくさんダウンロードしたり、漢字ノートの余白に自分の好きな音楽のタイトルを好きなようにデザインして書いたりしていた人。シンプル・統一感が好きで、暇があれば無印良品へ行く結構な重度なムジラーです。

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